サイドナンバーとは
様々なカスタマイズを施すことがバイク好きの楽しみですが、その中でも「やっていいのかどうかわからない」と迷うのがサイドナンバーです。
サイドナンバーというのはナンバープレートをリアフェンダーの左か右、どちらかに設置するカスタムのことを言いますが、設置の仕方によっては違法になってしまうので注意しなければなりません。
日本におけるバイクのナンバープレートは5種類に分類されます。
排気量によってナンバープレートの色が決められており、50ccは白ナンバー、51〜90ccは黄ナンバー、91〜125ccがピンクナンバー、126から250ccが白ナンバー、そして250cc以上は緑枠ナンバーとなっています。
ナンバープレートの大きさはナンバープレートの色によって、つまり排気量の大きさによって異なっていますが、50ccから125ccの場合には縦100ミリ×横170ミリの長方形タイプ、または縦100ミリ×横200ミリの台形タイプがほとんどです。
125ccを超えるとナンバープレートのサイズも縦125ミリ×横230ミリと、排気量の小さいバイクよりも少し大きくなります。
このナンバープレートはカスタマイズしない方が無難ですが、どうしても位置を変えたい場合にはルールをよく守る必要があります。
ルールを守らずにサイドナンバーにしてしまうと罰金が課せられてしまいますので、注意しましょう。
サイドナンバーでも縦置きはアウト
陸運局の見解としては、ナンバー灯があってしかも左右対称に赤色リフレクターがある、あるいは中央に1点の場合にはサイドナンバーを付けてもOKになることがあります。
認識性が良くてしかも車体幅からはみ出していないことが原則になりますが、ナンバープレートが湾曲していないのであれば絶対にダメという判断は出していません。
ただし同じサイドナンバーでも縦置きにしてしまうとOUTだということを忘れないようにしましょう。
サイドナンバー化する際にテールランプを同時移設人がいますが、これもNGであるということを知っておくといいでしょう。
リフレクターと同様で中央に1点か左右対称でなければなりません。
サイドナンバーの横置きは場合によってセーフ
サイドナンバーを取り付ける向きに関しては「ナンバープレートを見やすいように表示しなければならない」という規則があるだけなので、実生活では多少をノルマからはみ出していても口頭による注意は受けても罰金にまでは至らないこともしばしばあります。
横向きの場合には原則的にセーフになることが多いようです。
ところが2021年4月1日からは規定が新たに設けられ、サイドナンバーに関する規則も厳しくなってきます。
ですから、詳細をよく確認した上でナンバープレートの位置を動かすことをおすすめします。