便利なタンクバッグとは
タンクバッグというのは、オートバイ用のバッグのことで、バイクと一体化させて使うもののことを指します。
一般的にタンクバッグには、持ち手がついているため、持ち手を持って持ち歩くことができるようになっています。
または、付属のショルダーベルトを肩にかけて、持ち歩くという形で使うことができます。
中にはリュックになるものもあるので、自分の好みに合わせて選ぶと良いかもしれませんね。
運転者の目が届きやすい位置に積載できるので、安全性や安心感があるという利点もあります。
タンクにできるだけ密着して乗員の乗車姿勢を阻害しないような形状や大きさに作られているのですが、運転の邪魔にならないように注意が必要です。
装着方法は?
1980年代以前はベルト式が大半だったのですが、強力な磁石やカウル付きのバイクが増えたことにより、走行中に風で吹き飛んでしまうトラブルもなくなりました。
そのため、磁石式の製品がほとんどという状況でした。
しかし1990年代以降、合成樹脂製による燃料タンクをつけたものが現れるようになり、今では過去のようなベルト式が復活しています。
他にも、燃料タンクを覆う専用カバーに、フックを用いて固定する方式があったり、専用の金具に固定する方式、吸盤によって固定するようなものがあったりと、様々です。
バイクの形や自分の好みに合わせて購入すると良いかもしれませんね。
こんな使い方ができる
コインポケットやマップポケットもあるため、荷物を整理しながら収納することが可能です。
どこに何があったのかということで、迷ったり時間がかかったりすることが少なくなるので、利便性が高いアイテムであると言えます。
ファスナーを開け閉めすることによって、容量を調節することも可能なので、容量が少ないときはコンパクトに見せることもできるのです。
また、専用のレインカバーもついているので雨が降っても大丈夫です。
常に常備していれば、突然の雨でも安心して走らせることができます。
トップがクリアーポケットになっているものもあるので、何が入っているのか一目瞭然であるというメリットもあります。
こういったタイプのものに、通行券やハイウェイカードを入れると、料金所でもスムーズに取り出すことができます。
地図を開いたまま入れることにより、赤信号で止まった時にサッと道を確認することもできますから、非常に便利ですよ。
選ぶときのポイント
バッグ素材は布や革が多く、一部に塩化ビニル樹脂やゴムなどが使われることもあるので、素材にも注意して選ぶようにしましょう。
また、取り付け方法にもいろいろなものがあるので、注意して選んでいきましょう。
磁石を利用したタンクバッグは、磁気により磁気カードや時計の機能を損ねてしまう恐れがあるので、タンクバッグ内にそういったものを収納するときには気を付けるようにしましょう。
デザインもいろいろあるので、バイクや自分の好みに合ったものを選ぶといいですね。