バイクの盗難リスクを下げてくれるディスクロック
ディスクロックとは、バイクの駐車時に使用するアイテムです。
直接ブレーキディスクに取り付け、タイヤの動きを制限して盗難を防止します。
ディスクブレーキ式のバイクの場合、タイヤにディスクがあり、そのディスクには穴がいくつか開いているはずです。
ディスクロックはその穴に本体から出るピンを差し込み、固定します。
こうすると、タイヤが動いた時にディスクロックも動くことになり、ブレーキキャリパーやサスペンションフォークなどにぶつかってそれ以上タイヤが回転できなくなるという仕組みです。
ディスクロックを取り付けるとタイヤがほとんど回転しなくなるため、車体を前後に動かすことが困難になります。
しかもU字ロックやチェーンロックよりコンパクトで軽いものが多いため、持ち運びが便利というのも利点です。
日常の防犯装置としてはもちろん、ツーリングなどで荷物をなるべく減らしたいような時でもディスクロックなら邪魔になりません。
購入する前に知っておきたいディスクロックの選び方
前述のように、ディスクロックとはバイクのブレーキディスクに直接取り付けるタイプの防犯用具です。
ディスクブレーキでないと取り付けられないわけですので、お持ちのバイクがディスクブレーキ式かどうかを確認しておきましょう。
詳しいことはわからなくても、ホイール部分に穴の開いたディスクがあるかどうかですぐに判別できます。
持っているバイクがディスクロックを使えるバイクとわかれば、いよいよ製品選びです。
ここでは3つのポイントを確認しなければなりません。
まず、そのディスクロックが、愛車のディスクの厚さと合っているかどうかです。
ディスクロックはディスクを挟んで穴にピンを差し込むような仕組みですので、どの程度の厚みに対応するのかどうか、製品を選ぶ前にしっかり確認しましょう。
ディスクロックにある切り込みの幅を調べるとわかります。
また、ディスクロックはディスクに挟んでさらにディスクの穴にピンを差し込むわけですから、その穴のサイズにピンが対応していることも要確認です。
穴の大きさよりピンの方が大きいものは使えません。
最後は、ディスクの端から穴までのサイズを確認しましょう。
それより、ディスクロックの切り込みの一番奥からピンまでが長い必要があります。
詳しい寸法は製品の説明書に記載されているはずですので、購入前に必ず確認してください。
なお、ディスクロックの多くには警報機能が付いており、無理に取り外そうとしたりした時にアラームを発する機能です。
その方が盗難防止効果を高めますが、警報なしのロックに比べて価格が高くなる傾向があります。
なるべく安い方がよいという場合は警報なしでもよいですが、その場合でもなるべく頑丈なものを選ぶようにしましょう。