ハンドル回りで簡単にできるカスタム事例
バイクに乗るときに常に目にすることになるのがハンドル周りです。
運転中に視界にはいるバイクハンドルやその周辺が自分好みにカスタマイズされていると自然に運転へのモチベーションが高まります。
しかしハンドルは運転操作で重要な役割をすることから、安易に取り外したり別の部品をつけたりすると危険な状態になってしまう危険があります。
そこでカスタム初心者でも簡単にできるカスタマイズ方法をいくつか紹介していきます。
まずここ最近流行しているのが「汎用ブレースバーキット」です。
ブレースバーというのは左右のハンドルの間に一本別の棒を渡すようにするもので、もともとは転倒時にハンドルが歪むのを防ぐための補強的役割として多く使われてきました。
現在ではその役割に加えてスマホホルダーを安定して固定するために使われることがよくあります。
ブレースバーキットは多くの店舗で販売されており、長さも283mm~330mmまで可変させることができるタイプとなっているのでハンドル直径22mmのものであればほとんどのバイクに使用することができます。
ブレースバーを取り付けることでスマホを入れるホルダーを簡単に取り付けられます。
スマホホルダーはタンク部分にバッグと一緒に取り付けることもできますが、より視界に入れやすくするにはハンドルのメーターに近いところにつけておく方が便利です。
スマホホルダーと一緒につけておきたいのがバイク用USBポートで、バッテリー部分から配線をすることで簡単にハンドル近くに置いたスマホに充電をすることができるようになります。
電装系は下手にいじってしまうとバッテリーあがりの原因になりますので、電気系統に自信がない人は整備工場や製品を購入したショップに取り付けをお願いした方がよいかもしれません。
ハンドルカスタムに必要な道具
より本格的にカスタマイズをするなら、グリップ部分を交換するのがおすすめです。
バイクのハンドルグリップはゴム製となっているので、長く使用をしていると摩耗によりツルツルの状態になってしまいます。
またグリップ部分を交換することでより使いやすくすることもできますので、いくつかの種類から選んでみるとよいでしょう。
ハンドルグリップ交換に必要な工具としては、シール外しドライバー(カッターなどでも可能)、脱脂剤、接着剤といったものが挙げられます。
手順としてはまずドライバーをハンドルの下に差し込んでグリップを引き抜き、内部のプラスチック部分を露出させたら脱脂剤を使って古い接着剤を取り除き、そこに接着剤を新たにつけて交換するグリップを差し込みます。
交換用グリップは数千円くらいから購入が可能ですが、海外メーカーのバイクなどハンドル径が特殊なものはサイズに気をつけてください。