バイクで出かける際に、唯一困るのが荷物の持ち運びです。
スクーターや一部の大型バイクには、シート下などにラゲッジスペースが設けられていますが、バイクの多くは荷物を収納するスペースはありません。
近所に買い物に行く程度なら、ライダーズジャケットのポケットにお財布と携帯を入れておけば済みますが、いざ買い物をすると置き場に困ります。
また、通学や通勤に使う場合にはテキストや書類など持っていかなければなりません。
女性ライダーにはおすすめなアイテム
女性ライダーならお化粧品は必須アイテムですし、ツーリングに出かければ宿泊用の道具やお土産を積むスペースが必要です。
そこでバイクバッグの出番となるわけですが、バイクバッグを選ぶ際には、上記のようなシチュエーションを考え、自分がどのような時にどのくらい荷物を持って走るのかを考えて選びましょう。
もちろん、用途に応じて幾つか揃えてもかまいません。
通学や通勤にバイクを使う方や、日帰りでのツーリングなどに向いているライダー定番のバックがディパックです。いわゆるリュックで背中に背負って走ります。
もっとも、一般に市販されているリュック型のバックとの違いは、ライダーの動きを妨げないよう構造設計がされていることです。
ですから市販のバッグ売り場で買うのではなく、バイクショップなどでバイク専用アイテムを購入するようにしましょう。
近所ならウエストバッグで十分
近所にタバコを買いに行くとか、ちょっと食事に行くと行った場合には、ウエストバッグでも十分でしょう。
お財布と携帯、ちょっとした化粧品がおさまります。
ヒップバッグはウエストバックより大きめのサイズで、より収納力がありますね。
腰にベルトで着用するほか、荷物の量に合わせ肩のストラップを装着してライダーの体に取り付けるのです。コンビニでちょっと買い物をして帰るといった時に重宝します。こうしたバッグはいずれもライダーの体に装着して走る必要があるでしょう。
運転中に体にバッグが装着されると、気になるという方もいるかもしれません。
また、荷物が重くなるほど動きにくさや体に負担もかかります。そうした不快感をなくしてくれるのが、バイクに取り付けるバッグです。
テールバッグ
テールバッグは主にシートに取り付けるタイプで、大きさは様々なタイプが販売されています。
1泊程度のツーリングから、ロングツーリング向けの大容量タイプまであるので、ツーリングスタイルに合わせて選びましょう。
もちろん、日常の買い物にも便利です。
週末にまとめて買い物に行くというなら、大きめサイズを選びましょう。ちょっとした小物が入れば十分という方なら、タンクバッグがいいかもしれません。
レインウェアや小物が入る程度のサイズで、マグネット仕様で簡単にタンクに付けられるのも魅力です。