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二代目となったホンダ スーパーカブ C125

新型エンジンの搭載が特徴

2021年9月に、スーパーカブ C125が2代目にモデルチェンジしました。
新型モデルの最大の特徴は、新型エンジンを搭載した点に尽きるでしょう。
従来モデルでも完成度が高いと評判だった、空冷4ストロークOHC単気筒エンジンがさらにレベルアップしました。
新型エンジンは50.0×63.1mmになり、従来エンジンはスクエア型に近かったのですが、ロングストローク型に見た目が変更されました。

さらに圧縮費も9.3から10.0に高められ、従来よりもエンジンはより力強く仕上げられました。
従来の最高出力は9.7ps/7,500rpmでしたが、今回の新型エンジンでは9.8ps/7,500rpmと少しパワーアップしました。

また、2代目モデルにはABSが標準装備されたのも特徴の一つです。
しかも重量は110kgと従来モデルと変わっていません。
通常ABSを搭載するとなるとどうしても2~3kg程度重たくなってしまうものですが、変わりがないのは軽量化に成功したこと以外の何物でもありません。

スーパーカブ C125の歴史について解説

スーパーカブ C125が初お目見えしたのが、2017年の東京モーターショーでした。
参考出品だったのですが、2018年9月に販売開始されました。
製造するのはタイホンダ・マニュファクチュアリングカンパニー・リミテッドというホンダのタイ法人で、日本の本田技研工業が輸入事業者となって販売するスタイルを取りました。

車体は、初代モデルのC100をモチーフにしています。
最初はパールニルタバブルーのみのカラーラインナップでしたが、のちにパールカデットグレーやパールシャイニングブラックなどが新たに追加されました。

乗り心地がいいと評判

スーパーカブ C125のユーザーの評価を見てみると、乗り心地の良さを高く評価する意見がしばしば見られます。
ユニットステアになっていて、ハンドルやヘッドライト、サスペンションが一体になっているのがその理由です。

高すぎず低すぎず、ちょうどいいところにハンドルがポジショニングされています。
ですから、またがってちょっと腕を伸ばせばハンドルに届く感じです。
自然な形で体が起きますのでリラックスした状態でツーリングを楽しめますから、長距離ツーリングしても必要以上に体に疲れのたまることはありません。

燃費性能にも優れているので、ガソリン代があまり気にならないのも評判です。
実燃費で見ると、リッター当たり50kmを余裕で超えてくるといわれています。
燃料タンクは3.7リットルと、容量的には少し物足りなさを感じることもあるかもしれません。
しかし、もともとガソリンをあまり消費しないので、乗っているうちに容量の少なさは気にならないでしょう。