ビギナーでも楽しめるのがスクランブラー シックスティー2の特徴
イタリアの有名バイクメーカーのドゥカティの展開している車種の一つに、スクランブラー シックスティー2があります。
ドゥカティではいろいろなバイクをラインナップしていますが、その中でも普通二輪免許で乗ることのできる唯一の車種になります。
399ccの空冷Lツインエンジンが搭載されているのですが、高回転で回り、馬力は40psもあるので力強い走りが期待できます。
しかし一方で軽量コンパクトに仕上がっているので、バイクを運転する楽しさに気づかせてくれるバイクといわれています。
扱いやすいバイクなので、バイク初心者でも少し乗ればコツをつかめるほど難易度は高くありません。
ドゥカティに興味があるけれどもどれにすればいいかわからない、というドゥカティ初心者にはおすすめです。
元々はアメリカで販売されていたスクランブラーシリーズ
ドゥカティはイタリアのメーカーなので、ヨーロッパで中心に販売しているものと思っている人もいるかもしれません。
しかしスクランブラーシリーズはもともと、アメリカで展開されていたブランドです。
1962~1974年にかけて販売されていました。
最初のモデルはフレームを軽いものにし、ナローケースのエンジンが搭載されていました。
元々はアメリカで当時行われていたダートトラック向けのロードバイクだったのですが、公道走行可能なモデルとして開発されたのが、スクランブラーだったというわけです。
1974年に生産中止されましたが、しかし2014年に新しいスクランブラーがインターモトにて発表されました。
そしてその翌年には販売再開され、スクランブラー シックスティー2は2016年に販売開始されました。
洗練されたエンジンが評判
スクランブラー シックスティー2のユーザーの間で高く評価されていたのは、空冷のLツインエンジンでした。
レスポンスが鋭いですが、そんなに馬力はないので手に余るといった心配がありません。
あまりに馬力がありすぎると、かえって人間では手に負えないじゃじゃ馬になってしまうこともしばしばです。
しかし、スクランブラー シックスティー2の400ccエンジンはちょうどいい感じだといわれています。
街乗りにも適しているという評価も見受けられます。
街乗りだとそこまで速度を出す必要はないでしょうが、エンジンは低回転域からそれなりのトルクの出る感じだといいます。
しかも高回転域までもっていかなくても、街中ではストレスに感じないくらいの速度は十分出るそうです。
また、路面にしっかり張り付く感じがあって、安心して運転できるという意見もしばしば見られました。
安定感のあるバイクを探しているのであれば、スクランブラー シックスティー2はおすすめです。