オススメのバイク - 400cc

Honda GB350S

Honda GB350Sの特徴

日常シーンでの扱いやすさを考えて開発されたのが、ホンダのGB350Sです。
空冷単気筒エンジンを搭載した心地よい躍動感で人気を集めています。

スタンダードモデルの「GB350」に対して、スポーティー仕様の「GB350S」は、サイドカバーが専用のデザインになっていること、前後のフェンダーが樹脂化されていること、またマフラーがマット塗装されていることなどで差別化が図られています。
電子制御装置も充実しており、路面状況に合わせてトルクを調整してくれる「Honda セレクタブル トルク コントロール」という技術を導入していることも大きな特徴です。

GB350SのエンジンはGB350と共通ですが、ECU(エンジンの制御装置)は異なる設定になっています。
スロットルを開けた時のハンドリングが良く、ネイキッドスポーツらしい反応です。

スタンダードモデルとの最も大きな違いはリアタイヤのサイズで、スタンダードのリアタイヤは18インチですが、GB350Sは17インチが標準装備されています。
その分、幅はスタンダードが130mmになのに対し、GB350Sは150mmと少しだけ太くなっているのが特徴です。
この違いが「乗った時のフィーリングに大きな違いを生む」と乗り比べたライダーは語っています。
GB350Sの方がはっきりした接地感を得られるでしょう。

Honda GB350Sの魅力

Honda GB350Sは、2021年3月に発売されたGB350に対し、よりスポーティーな走りを求める人のために2021年7月に追加されました。
スタンダードモデルはどちらかというと直進安定性を重視した作りなので、ワインディングを駆け抜けるようなスポーティーな走りをする人にはハンドリングに物足りなさを感じられることがあったと言います。
そこでスタンダードモデルよりも少しハンドルの位置を低くし、旋回性能を高めたGB350Sが登場したのです。

また、ハンドル位置が低いうえにステップの位置がやや後方に下げられたため、ライディングポジションもスタンダードモデルとは少々違います。
まさにネイキッドスポーツらしいポジションと言えるでしょう。
そのため前方に荷重をかけやすく、意識せずともスムーズに曲がってくれるのが大きな魅力です。

また、スタンダードモデルとリアタイヤのサイズが異なることで、乗り心地にも違いがあるのが特徴です。
接地面をより感じやすいため、ギャップを通過した時に少し衝撃を感じることもあります。
その点、乗り心地に関してはスタンダードの方が優しく感じる人もいるでしょう。

しかし、GB350Sの快適性が低いわけではありません。
バイクとの一体感をより得やすいという点で、GB350Sの方に魅力を感じる人は少なくないでしょう。