SUZUKIスウィッシュの特徴
SUZUKIといえば数々の快適なスクーターを発売していることで有名ですが、その中でも特に人気が高いのが「SWISH(スウィッシュ)」です。
排気量124cm3のスウィッシュは価格が税込324,500円、リミテッドバージョンで346,500円とスクーターとしてはハイクラスですが、乗り心地やスペックから言ってそれだけの価値はあります。
2018年6月に発売されたばかりのスウィッシュには、10インチのアルミキャストホイールが装備されておりさまざまな路面状況で優れた操縦性を発揮します。
リアキャリアやUSBアクセサリーソケットを標準で装備している他、使いやすさを最優先にしたフロントインナーラックやかばんホルダー、サイドスタンドなどのユーティリティに関しても満足のいく仕上がりとなっています。
シート下のトランクスペースは、フルフェイスヘルメットの他に薄手のジャケットなども入る大きさとなっています。
しかもヘルメットホルダーが左右に一個ずつされていますから、2個のヘルメットを同時に掛けることもできます。
SUZUKIスウィッシュのスペック他
スウィッシュはとにかく「安全」と「使いやすさ」を追求しています。
例えば、鍵穴にロック式のシャッター付キーシリンダーが装備されているためいたずらや盗難を予防することができますし、「直結始動抑止回路」によって配線直結による不正なエンジン始動も抑制してくれます。
スタンダードよりも50mmだけ車体の幅が広いスウィッシュ・リミテッドは、冬場にライディングすることが多い人におすすめの一台です。
グリップの前方には防風効果の高いナックルバイザーが配置されている他、手の平を温めてくれるグリップヒーターやシートヒーターも装備されており、寒さを感じずにライディングすることができます。
エンジンにはSUZUKI独自のSEP(SUZUKI Eco Performance)が記載されており、力強い走りを楽しむことができます。
SUZUKIスウィッシュに試乗しての印象
スウィッシュ・リミテッドにはシートヒーターが内蔵されているため、シート高はスタンダードよりも10ミリほど高くなっていますが、試乗しても特に気にならない程度の違いです。
フロアボードが広くて足をゆったりと前に出すことができるので、自由なライディングポジションを取ることができます。
エンジン音が静かなわりに加速性能がいいので、通勤通学で毎日使う人にも重宝されます。
ちなみに、グリップヒーターは手元のスイッチによって5段階の温度調節ができるようになっています。
東京都内であれば、真冬でも温度を最強にすると熱すぎるほどです。