改造

乗ってみたい!魔改造バイク

発想に感動するSL風バイク「ブラックパール」

最近、バイクの魔改造が流行っています。
他の人が考えつかないような意表を突いた魔改造バイクはバイク好きでなくても見ていて楽しいものですが、公道で乗るためのバイクは改造に限りがありますから、その点に注意しながら改造を楽しみましょう。

魔改造をしたバイクで公道を走る人はいないと思いますが、路上で違法改造と認定された場合には「整備命令」のステッカーが貼られる上に、15日以内に運輸支局などに持ち込んで違法改造をやめたことを確認してもらわなければなりません。

これに従わないと50万円以下の罰金が課されることもあります。
ステッカーを剥がしただけでも罪が重くなりますので、バイクを改造する時にはあらかじめ十分気をつけておく必要があります。

さて、魔改造バイクの中にはただ単に外観がユニークなだけではなくて機能的にも驚くようなものもあります。
オランダのバイクカスタムショップRevatuが制作したSL風バイク「ブラックパール」は見た目がSL風なだけではなくて、実際に蒸気の力で走ってしまうリアルさが評判になっています。

銅の酸化を時の流れと共に見つめていく「サモトラシア」

100年という長い年月を経ても生き残るバイク、「サモトラシア」が人気を呼んでいます。
このバイクはイタリアで金属を素材にしたインテリアを手掛けているデザイナーズブランド「デ・カステッリ」とデザイナーのMARIO TRIMARCHIの共同作業により作られたものです。

銅は空気中の酸素と結合して酸化していく性質を持っていますが、酸化によって色が変化していく面白さがあります。
そこに着目して製作されたサモトラシア、100年後にはグリーンがかった黒の美しい色に変身することが期待されています。

個人的な満足や楽しみとは違う次元で作られたサモトラシアは「アート」と呼ぶのにふさわしいバイクです。

お値段1700万円の空飛ぶバイク

空飛ぶバイクはSF映画などではおなじみのアイテムですが、これを実現してしまった会社があります。
ロシアのベンチャー企業「Hoversurf」がそれで、お値段は約1700万円(15万円)、Hoversurfの公式サイトから購入することもできます。

1万ドルの前金を払えば注文してから2ヶ月から6ヶ月で納品されるとか。
アラブ首長国連邦のドバイ警察でも白バイとして空飛ぶバイクを買ったという話です。
プロモーション映像も公開されているので、一見する価値はありそうです。

バイクには着陸と離陸を自動で行うサポートシステムが搭載されているので、誰でも比較的簡単に操縦を行うことができるようになっています。
飛行時のスピードは約5メートル、連続飛行時間は一人乗りの場合で25分です。