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数字以上に力強い走りを味わえるヤマハYZF-R3

ベースのコンセプトは変わらない

ヤマハYZF-R3は、2014年の発売以来、2023年現在3台のモデルを市場に投入しています。
フルモデルチェンジをするたびに少しずつ変更が施されてきましたが、ベーシックなコンセプトはフルモデルチェンジを経ても何ら変わっていません。
ヤマハYZF-R3が発売された当初のコンセプトは「毎日乗れるスーパーバイク」でした。
その点は一切変わっておらず、一貫してその根底に流れ続けています。

例えばシート高は780mmとライバル車種と比較するとやや低めになっています。
重心が低く安定しているので、街乗りでもツーリングでも乗りづらさを感じることはありません。
手軽に乗れるスーパーバイクである点は、どのモデルであっても変わりはありません。

北米販売が先駆けだったヤマハYZF-R3

ヤマハYZF-R3は、2014年に発売されました。
しかし当初は北米にて発売することになっており、YZF-Rシリーズの後継車種という位置づけで登場しました。
2019年には大幅なアップデートが行われ、「Ride the ”R” Anytime」というコンセプトが当時掲げられました。
Rシリーズをより意識していることがうかがえるでしょう。
実際にモデルもRシリーズの持つ特徴もいろいろと反映されるようになりました。

2022年には、YZF-R3 ABS WGP 60th Anniversaryという限定モデルを発売しました。
2022年はヤマハがWGPに初参戦してから60周年ということで、その記念にこのモデルが販売されました。
240台の限定発売だったので、今後プレミアの付く可能性も十分期待できます。
平成32年排ガス規制に対応したエンジンが搭載されていて、エコにも配慮されたモデルになります。

オールラウンダーとして重宝する存在

ヤマハYZF-R3の評判を見てみると、オールラウンダーでどのようなスタイルでも乗りこなせるところが高く評価されています。
まず、コーナリングの安定感はユーザーの間の評価ポイントです。
前輪がしっかり地面をつかんでくれるので、特にコーナリングの初期段階の挙動の安定感はかなりのものだといいます。

体重移動を行ったときにタンク側面に足が接触しますが、これもしっかりフィットするので快適です。
身体になじみやすいので、レースで乗る場合にはかなりのアドバンテージになってくるでしょう。

また、ヤマハYZF-R3の特徴としてフェアリングが挙げられます。
低中速域で走行しているとき、風をうまく流してくれるので体にかかる負担がかなり軽減されます。
長距離ツーリングしたとしても、必要以上に疲れることもありません。
一方でスーパーカブにも似ているところもありますので、街乗りしているときでも快適です。