YAMAHA BW’Sの特徴
スクーターというと、「乗りやすいけれどもおしゃれな観点からは今ひとつ」と感じている人は多いのではないでしょうか。
スクーターはステップ上のフロアに足を揃えて乗せられることができるのが特徴なため、スカートをはいてバイクに乗る女性にも人気ですが、スタイリッシュという点からいうとなんとなくデザインが野暮ったく感じられるのも確かです。
スタイリッシュでおしゃれなスクーターが欲しいというのであれば、YAMAHAの「BW’S(ビーウィズ)」を一度試してみてください。
BW’Sは1988年から発売されており、スクーターとはいえオフロードとしての存在感の方が強い人気モデルです。
スクーターとしては大柄なボディですが、実際に乗ってみるとかなり乗り心地が良く、足付き性も安定しています。
オフロード感の強いバイクに乗ってみたいという女性にはかなりおすすめのモデルです。
YAMAHA BW’Sのスペック
初代のBW’Sは空冷2ストロークエンジンを搭載して搭乗しましたが、2012年以降のBW’Sではフルモデルチェンジが行われ、水冷4ストロークエンジンが搭載されるようになりました。
BW’Sにはバーハンドルが採用されているため、カーナビやドリンクホルダーなどといったクランプが付けやすい点がメリットです。
シートの下には23リットルと容量がたっぷりのヘルメットボックスがあり、ヘルメットの他にカッパなども収めるスペースがあります。
メインキー操作によってを解除することができるので、ヘルメットボックスを片手で開けることも可能です。
スタンドはセンタースタンドが標準装備ですが、オプションでサイドスタンドを選ぶこともできます。
カラーバリエーションは「ディープパープリッシュブルーメタリックC」と「マットチタン1」の2種あり、参考価格は236,500円です。
他のメーカーのスクーターと比較してもそれほど高い価格ではないので、遊び心を大切にしたスクーターを選びたいのならこのBW’Sがおすすめです。
BW’Sに試乗しての印象
さすがYAMAHAだけあって、アイドリングの音はマイルドで、アクセルを開けていっても心地よさは変わりません。
出力特性もフラットなので、間違ってアクセルを大きく開けても急加速する心配がありません。
ですから、バイク初心者でも安心して運転することができます。
BW’Sのタイヤには厚みがあり、路面の凹凸があるところでも程よいクッションになってカバーしてくれます。
轍を踏んでも滑ることもなく、ハンドルもブレないのもこのモデルのメリットです。
市街地を走っていてもオフロードを走っているような感覚が楽しめるのがBW’Sですから、自由な時間を楽しみたい人にはおすすめのバイクです。